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薄毛を改善したい

髪型で見た目年齢は変わる



監修者情報

白水 翼
福岡院医師/統括院長
"整形"には抵抗感があるけれど今よりもっとキレイになりたい。年齢を重ねて増えてきたシミやシワを減らしていつまでも若々しくいたい。美容皮膚科はメスを使わず、より自然に美しくなることを専門にした医療です。誰もが持つ悩みを一緒に解決していきましょう!明るく前向きな生き方を目指して治療をご提案していきます!
経歴
2010年
広島大学医学部医学科卒業。
佐賀県病好生館・九州大学病院・JCHO九州病院・福岡赤十字病院・北九州市立医療センター・大分県立病院・九州医療センターにて勤務
2020年
美容皮膚科エルムクリニック福岡院勤務
所属/資格
日本美容皮膚科学会
ジュビダームビスタ認定医
ボトックスビスタ認定医
化粧品成分検定1級
プロフィールページ

毛髪のしくみ

  • 毛根部

    加齢や紫外線の影響を受けて出来る茶色い色素班です。シミのほとんどが、このタイプにあたります。時間の経過とともに濃くなったり、隆起してくる場合もあります。

    毛母細胞(もうぼさいぼう)

    細胞分裂を繰り返し、髪を成長させる部分です。また、毛髪の色を決定づけている部位でもあります。

    毛乳頭(もうにゅうとう)

    髪の成長に欠かせない組織で、髪の成長に必要な栄養分を取り込む働きがあります。

    皮脂腺(ひしせん)

    皮脂を分泌して髪と頭皮を保護しています。皮脂の過剰分泌によって毛穴が詰まったり、逆に皮脂の不足による乾燥が抜け毛の原因になる場合もあります。

  • 毛幹部

    一般的に、私たちが髪と呼んでいる部分のことです。一本一本の髪の毛は、更に細かい組織から構成されています。

    毛髄質(メデュラ)

    毛髪の中心部にある組織です。ハチの巣の様な形の多角形細胞が一方向に並んでいます。

    毛皮質(コルテックス)

    葉巻のような形をした細胞で、髪の色や弾力など、髪の性質を決定する部分です。パーマやヘアカラーを行うため、薬剤の影響を受けやすい部分です。

    毛表皮(キューティクル)

    三層構造になった、うろこ状の硬い無色透明の細胞です。毛表皮を保護する役割があり、光や熱・薬剤などの刺激には強い一方で、摩擦など物理的な刺激に対しては弱い一面があります。

薄毛・抜け毛のタイプ

  • Case

    びまん性脱毛症

    特 長

    女性型脱毛症(FAGA)や老人性脱毛症とも言われ、女性の薄毛の原因として多い脱毛症のひとつです。髪自体が細くなったり、毛髪が抜けて薄くなり、髪全体のボリュームがなくなります。男性型脱毛症(AGA)と比べて、脱毛部分の境界がはっきりしないのも特長的です。

    原 因

    細胞の老化が考えられます。30代以降、細胞の老化や動脈硬化による血液の循環不全によって、次第に毛穴が減少します。また、ストレス・過度なダイエット・誤ったヘアケアが原因になることもあります。

  • Case

    分娩後脱毛症(出産後脱毛症)

    特 長

    主に出産後3ヶ月くらいから抜け毛が増え始め、薄毛が気になってくる方が多いです。個人差はありますが、妊娠中の女性は女性ホルモンが活発に働くため、古い毛髪が抜けにくい状態にあります。

    原 因

    女性ホルモンの乱れが考えられます。本来抜けるべき古い毛髪が、妊娠中に抜けきれず、出産後に一斉に抜け毛を引き起こします。一時的に発症するケースが多く、ホルモンバランスが整うに従って徐々に症状は改善されます。

  • Case

    牽引性脱毛症(けんいんせいだつもうしょう)

    特 長

    持続的に毛髪が引っ張られることで起こる脱毛症です。常に髪を結んでいたり、分け目がいつも同じや、無理なヘアエクステなど、毛髪を無理に引っ張り刺激を与えるヘアスタイルによって、部分的に脱毛や抜け毛が引き起こされます。

    原 因

    継続して髪に刺激を与えていることが考えられます。毛髪を無理に引っ張ると、毛母細胞に栄養を運んでいる毛乳頭が萎縮し、血流が悪くなります。それが続くと抜け毛や薄毛の増加につながります。一過性の症状である事が多く、ヘアスタイルや分け目を時々変えることで改善されるケースもあります。

  • Case

    円形脱毛症(えんけいだつもうしょう)

    特 長

    一般的には頭の一部分に出来る円形状の脱毛症と思われていますが、数カ所に出来たり、生え際に沿って抜けたり、まつ毛や体毛の脱毛等、様々なタイプがあります。また、必ずしも円形とは限りません。自覚症状がなく、美容院などで他人から指摘されて気づくケースもあります。

    原 因

    精神的ストレスや内分泌の異常、自己免疫疾患の他、遺伝的な要因も考えられます。

  • Case

    脂漏性脱毛症(しろうせいだつもうしょう)

    特 長

    頭皮から過剰な皮脂が分泌される事で頭皮に菌が繁殖し、脱毛を引き起こすケースです。毛穴が赤く炎症を起こしたり、脂っぽいフケが大量に出る場合もあります。また、頭髪が多い人に現れる傾向があります。

    原 因

    ホルモンのバランス異常などで皮脂が過剰に分泌され、それらが毛穴を塞ぐ事で毛穴周辺部や毛根が炎症を起こします。毛根部近くまで炎症が及んで髪が抜ける事が原因の一つとして考えられます。

  • Case

    粃糠性脱毛症(ひこうせいだつもうしょう)

    特 長

    頭皮の乾燥などにより、頭皮の角質が剥がれ落ち、大量のフケを伴います。脂漏性脱毛症と複合的に現れるケースもありますが、比較的珍しい脱毛症です。

    原 因

    過度なシャンプーやカラーリングで頭皮が傷つき炎症を引き起こしたり、頭皮の乾燥が考えられます。

  • Case

    若年性脱毛症(じゃくねんせいだつもうしょう)

    特 長

    10代〜30代という若い年齢で現れる脱毛症です。肉体的にはまだ老化が始まっていない年代から症状が現れます。毛母細胞が正常なヘアサイクルを維持できなくなり、おでこの生え際や頭頂部の髪が細くなったり、抜け毛が増えるなど、次第に薄毛が目立つようになります。

    原 因

    ホルモンバランスの乱れが考えられる他は、過度なダイエットによる栄養不足、夜型で不規則な生活習慣、運動不足が原因になる事も多く、生活習慣を見直す事で症状が改善するケースもあります。

薄毛・抜け毛の原因

女性の抜け毛の原因の一つが、ホルモンバランスの乱れと考えられます。では、ホルモンバランスの乱れはどのような事から引き起こされるのでしょうか。その原因は、意外と身近なところに潜んでいます。

  • Case

    加 齢

    肌と同じく、髪も年齢を重ねるごとに細胞の老化が始まり、次第に毛包が減少します。加齢による薄毛・抜け毛の多くは30代の後半頃から始まり、60代以降の女性の多くにこうした抜け毛の症状が見られます。

  • Case

    食生活・生活習慣

    偏った食生活、夜型の生活習慣、ストレス・エアコンによる血行不良など、普段の何気ない生活習慣からホルモンバランスが乱れ、抜け毛・薄毛を引き起こす場合があります。

  • Case

    過度なダイエット

    いきすぎたダイエットは、必要な栄養分を毛髪の毛母細胞に届ける事が出来ず、毛髪が抜けたり、艶が失われたりパサつき等、薄毛や脱毛の原因になります。

  • Case

    間違ったヘアケア

    頭皮に合わないシャンプーやスタイリング剤の使用や、過度なカラーリングやパーマは髪にダメージを与えます。また、常に髪を結んでいる場合も、それが刺激となり薄毛・脱毛を引き起こすケースもあります。

  • Case

    妊娠・出産

    妊娠中の女性はホルモンバランスが乱れやすく、出産後に一時的に脱毛が発症するケースがありますが、徐々にホルモンバランスが整うとともに、元の状態に戻る場合がほとんどです。

  • Case

    その他

    過度な飲酒・喫煙、抗がん剤や、放射線治療などによる一時的な抜け毛、皮膚疾患、紫外線の影響などが原因として考えられます。

監修者情報(全体監修・施術監修・コラム監修)

菊池 寛
福岡院院長/総院長
はじめまして、福岡院院長の菊池寛です。 美容医療で最も重要なことは“患者さまの満足”です。一人ひとりのお悩みに合わせて効果の高い治療をできる限り負担が少ない形で行うこと、居心地が良く通いやすい雰囲気のクリニック作りに励んでいくことが、患者さまの満足につながると考えております。 美容クリニックが初めてという方も安心してご来院ください。また、カウンセリングの際にはどのようなことでも遠慮なくお聞きください。
経歴
2008年
広島大学医学部医学科卒業千葉大学医学部付属病院、同関連病院にて勤務
2013年
美容皮膚科エルムクリニック福岡院 開院
所属/資格
日本美容皮膚科学会
ジュビダームビスタ認定医
ボトックスビスタ認定医
化粧品成分検定1級
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